太陽光パネルの寿命について
太陽光パネルの寿命はどれくらいかご存じでしょうか。一体どれくらい持つのかご質問を頂くことがあります。その際は、経年劣化を考えなければ何十年ももちますとお答えしています。太陽光パネルの仕組みは、複雑なシステム構成はなく、n型,p型の半導体へ光を当て光起電力効果によって発電されます。劣化率については京セラにて1984年から稼働しているパネルがありその実績が公開されています。36年経過後も低下率は17.2%。グラフからは年数と低下率が概ね比例してる様に見受けられました。FIT20年で換算すると9.5%の劣化になります。太陽光発電事業を何年運営するかはFIT後の動向次第になると思います。そこが見えるまでは現在のパネルを使い続ける運用でよいのではないかと思います。太陽光発電システムの法定耐用年数は17年ですが、17年で使えなくなることはないと思います。