草刈り機にセットする刃の選択について!電力の売り上げに影響も

今回は草刈り機(刈払機)にセットする刃の選択の重要性についてご説明します。
草刈り機の刃の種類はさまざまですが、弊社が太陽光発電設備内で使用するものはおもにチップソーとナイロンカッターになります。
チップソーとは

草刈り機の刃ではごく一般的なもので、雑草だけではなく硬い竹なども切断できる切れ味がウリの金属チップが付いた円形の刃のことです。
金属チップが付いた刃ということもあり、使用時には常に危険性がつきまとうデメリットがあります。
ナイロンカッターとは

ナイロン製のひもを高速回転させる刃のことで、チップソーなどと比べても高い安全性を有しています。
高い安全性とは裏腹に、切れ味が弱く時間がかかる、消耗が早く経費がかさむ、ナイロンコードの巻き直しが発生し手間がかかるなど、多くのデメリットも存在します。
ケーブルが切れると売り上げに悪影響
太陽光発電設備内にはケーブルやケーブルを束ねた電線管が多く配置されていますので、それらの近くでは切断力が高いチップソーは使えません。チップソーとナイロンカッターの切り替えにはかなりの手間がかかることもあり、チップソーのみで作業をする会社も珍しくありません。
雑草が生い茂っている状況ではケーブルの目視が難しいため、気づいたときにはスパッと切ってしまったという話をよくお聞きします。ケーブルを切ってしまうと復旧まで発電がなく、売り上げが下がります。草刈り専門会社では復旧できず、完全なる復旧までにはかなりの時間がかかるケースもあります。
弊社では切断のアクシデントを避けるためにもケーブル付近ではナイロンカッターを使用し、より安全を求める箇所には鎌やハサミを使った手刈りで対応しております。
信頼できる専門の会社にご依頼を
太陽光発電設備周辺の草刈りは重要なメンテナンスのひとつであり、労働負荷の大きな作業といえます。
安定した電力を確保するためにも、信頼できる専門のメンテナンス会社に依頼することをおすすめします。