太陽光発電所の出力制御オンライン化推奨について[九州電力送配電より]

九州電力送配電は、再生可能エネルギーの最大限活用の観点から、オフライン発電所の発電事業者さまに出力制御機能付PCS への切り換え等による発電所の出力制御オンライン化を推奨されています。

発電所を出力制御オンライン化いただくことにより、出力制御量を低減できるメリットがありますので、是非ご検討下さいとのアナウンスが掲載されています。

https://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0330/2037/td_vo6j86qh.pdf

出力制御を希望される場合は、太陽光発電設備専門業者への相談を推奨します。

九州電力エリアについては、太陽光メンテナンスサポートでも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

出力制御オンライン化による発電事業者さまのメリット

■ オンライン代理制御が導入されたとしても、オフライン発電所は、本来必要となる出力制御時間帯を原則8時~16時として代理制御の精算額(控除額)を算定します。

(注) これは公平性の観点から、オフライン発電所が現行で出力制御指令を受けた時に実施する制御時間と同等とするためであり、資源エネルギー庁が公表するオンライン代理制御の精算方法に定められております。

■ 一方で、弊社からの遠隔制御が可能なオンライン発電所は、当日の需給状況に応じて柔軟な対応が可能となることから、出力制御時間帯のうち必要な時間のみ出力制御を実施しています。

■ このため、オンライン発電所は、オフライン発電所と比較して出力制御量の低減(発電機会の損失低減)が見込まれます。

■ また、旧ルール500kW以上のオフライン発電所においては、オンライン代理制御の導入後も、GWや年末年始などの軽負荷期において、オンライン発電所だけでは制御量が不足する場合には、従来通りの現地操作等による発電停止をお願いすることがあります。

■ このため、旧ルール500kW以上のオフライン発電所においては、出力制御の現地操作が不要となるなど人件費の削減につながるとともに、現地操作の失念を防止できるメリットもあります。

https://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0330/2037/td_vo6j86qh.pdf
オンライン・オフラインの出力制御の違い 九州電力送配電資料より抜粋

オンライン代理制御については下記URLにて説明を記載しております。ご参照さい。
https://pv-maint.jp/onlinproxycontrol/