太陽光発電パワーコンディショナのリパワリング(メーカ変更)
リパワリングにとも受け取れる、PCSのメーカー変更について問い合わせがありました。福岡や熊本、都城を中心に対応していますが、海外製の小型分散PCSで運転されているお客様から「1台PCSが故障し、その一台を海外製から国内製へ変更できなか」とのご依頼でした。国内製PCSとしては安川電機製PCS10kW×5台の設置経験があったためそちらをで交換の検討が可能である旨をお伝えしました。
同じ発電所内で、他メーカーのPCSを混在して問題ないのか改めて質問を受け、可能性がある旨をお伝えしました。他メーカーのPCSを1台のみ入れ替えることは、機器仕様の確認を行えば技術的には可能です。
ただし分電盤で交流を合流するため、正常に動くか試験データの入手が必要となり運転開始にあたっては電力会社への確認も必要になってきます。こういった対応は、ある程度太陽光の経験がないと踏み込みづらい内容になってきます。
問い合わせ頂いたお客様の話では、大手の会社様は話を受けたがらないとの事。確かに技術確認等が必要になるため手間がかかる事は間違いありません。そのため、弊社でお受けする場合も実作業費とは別に技術確認、資料作成にかかる費用がかかります。しかし、実際にPCSが停止し実害が出ている場合はお早めの対応をお勧めします。
弊社では、お客様の状況に応じた技術対応を行っております。
運営される中で技術的にご不明な点ございましたらお気軽にご連絡ください。