太陽光発電設備を除草作業中のケーブル断線時の一時対処法
太陽光発電設備の除草作業中にケーブルを断線され対処法がわからないとの事で、熊本の某事業者様から問い合わせがありました。
電話で状況をお聞きしましたが、ストリング線の断線なのか幹線の断線なのか分からない部分がありました。
新規問合せの方に対して当日対応ができませんでしたので、その場での対処方法についてお伝えしました。
1.断線したケーブルは絶対に触らない [発電中は電気が流れおり、太陽光電池の電流(A)は人体へ影響を及ぼすレベルです ]
2.対象ストリングがわかる場合、接続箱orパワーコンディショナ(PCS)等のストリングがつながっているブレーカーを落とし遮断
3.現地の写真を近接、遠方から撮影 [雨風の影響を受ける場所や、配管内部など切断した場所によって補修方法が変わるため]
4.絶縁性の高い手袋、絶縁テープを持たれている場合、手袋を装着し切断面に絶縁テープを巻き付け、事故がおこならない様に安全処置を行う。
カットしたケーブルを接続する際には、一時処置としてコネクタ接続は問題ありませんが、場所によってはそこが原因で出力低下になる恐れもありますので、補修方法については専門業者への相談をお勧めします。