GX(グリーントランスフォーメーション)による太陽光発電設備のFIT後の展開

太陽光発電の工程買取制度(FIT)は2022年7月で10年を迎え折り返し地点に来ています。残FIT期間が10年となる場合は産廃処理費用の積み立てが始まるタイミングともなります。のころ10年でまだ先の話かもしれませんが、FIT後の太陽光発電設備の運用に頭をかすめられている太陽光発電事業者様も多くいらっしゃることと思います。

8月24日GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議第二回が開かれました。その中では次世代原発建設と共に各国のエネルギー政策の検討、投資額の振り分けの草案、金融手法など前回議論された話題を深めたことと思います。

前回のGX実行会議第一回の資料に、年間17兆の投資金額の振り分けについての資料があります。
全体で最も割合が多く、12%を占めるのが再生可能エネルギー(FIT/FIP)となり2兆円という金額が草案として出ています。
10年150兆円の長期的な戦略の中で再可能エネルギー、それもFIT、FIPの位置づけが高いことがわかります。

FIT終了後の太陽光発電設備について、そのまま産廃積立金で処分を行う方向へ進む可能性は限りなく低く、CO2ゼロのエネルギーは有効活用の道があることは間違いないと思います。

GX実行会議における議論の論点より抜粋


今運用されている太陽光発電設備はメンテナンスを丁寧に行う事で20年後の発電量劣化を防ぐ事が出来ます。
メンテナンスについては、下記サイトをご参照ください。
https://pv-maint.jp