除草・草刈の必要性
太陽光発電設備における除草の役割
太陽光発電設備の管理の中で、必要になってくる草刈りについて説明します。
除草の役割は大きく3つあります。
1.パネルへの雑草の影の影響
2.フェンスへの蔓の巻きつき防止
3.発電所内の目視点検のため
地面に太陽光を設置する野立ての太陽光発電設備の場合、地面に砂利やアスファルトの様なものを施していなければ必ず草が生えてきます。その草はどんどん成長し、いずれは太陽光パネルにかかり発電に影響を及ぼすようになってきます。
また、フェンスに絡みつく雑草をそのままにしておくと、どんどん蔓がフェンスに巻きつき一体化してしまい、除草の範囲を超えて除去に大変手間がかかり、除去費用が跳ね上がってしまいます。そのため、そのまま放置されている太陽光発電事業者の方もいますが、台風などの強風によりフェンス自体が倒れてしまったケースもあります。
太陽光発電設備は、高圧、低圧ともに点検が義務付けられています。除草が行われていない太陽光発電所は点検が出来ない状態であり適切に管理されていると言えません。そのため、周辺住民の方から経済産業所のトラブル受付窓口に連絡がいき是正勧告を受ける可能性も高くなります。
そのため、年に3回程度は除草が必要になります。
具体的には、草刈り機による除草や、乗用草刈り機による除草です。草刈りの際に太陽光発電設備の線を切ってしまう事はよく聞きますので、トラブルがあった際に、修復まで対応できる除草会社を選ぶ事をお勧めします。
太陽光発電事業者の方がご自身で除草作業を行う場合は、配線に十分気を付けて除草を行ってください。
太陽光メンテナンスサポート株式会社でも福岡・佐賀・熊本を中心に点検を含めた除草に対応しています。