太陽光発電所のオンライン代理制御について④[500kW未満]
九州電力管内では500kW未満の太陽光発電所も2022年12月から出力制御の対象となります。旧ルールの事業者様は1年間で最大30日の出力制御を受ける形となります。経産省の資料を読み込んでもかなりわかりづらかったのですが、旧ルールの発電所でオフライン事業者は出力制御をフルで受けます。
オンライン事業者は[本来出力制御すべき時間+代理制御時間]で出力制御を受け[代理制御時間]については2カ月遅れで返金されます。オフライン事業者は[代理制御時間]この分だけを収益から減らされると考えがちでしたが、オンライン事業者は改造費用を自費で支払ってオンラインになっているので、オフライン事業者が[代理制御時間]だけ減収では公平ではない訳です。
結果的に出力制御をフルで受け、現時点であれば8時~16時に出力した分が最大30日収益から差し引かれます。