PVマスター保守点検技術者の受験資格と難易度[JPEA認定]

PVマスター保守点検技術者とは

一般社団法人太陽光発電協会JPEAが太陽光発電設備の設計・施工及び保守点検の技術レベルを認定する資格となります。
改正FIT法に規定されている「事業計画策定ガイドライン」に沿って、太陽光発電設備の設計・施工及び保守点検に必要な知識・技術が習得されている事が認定されます。

低圧太陽光発電設備の義務化との関係

2023年3月20日より10kW以上の低圧太陽光発電設備も点検が義務化されましたが、その点検内容は一般社団法人太陽光発電協会JPEA等の団体によって作成された保守点検ガイドラインに準拠する必要がありますが、保守点検ガイドラインに準拠した点検に必要な知識・技術が習得されている証明にもなります。

PVマスター保守点検技術者の受験資格とは

受験資格はJPEAが認定する「PV施工技術者」、「PVマスター施工技術者」もしくは「電気主任技術者」「電気工事士」が必要になります。そのため、ある程度難易度が高い事が想定されます。

試験範囲はかなり広い

PEA及び日本電機工業会が制定した「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」「太陽光発電システムの設計と施工」(改訂5版、オーム社)JPEA発行「太陽光発電システム「住宅・地上設置及び保守点検」解説書」(平成29年11月21日発売)から出題されます。

試験の過去問無し

試験の過去問が公表されておらず、受験後も試験問題は回収されネット上で探しても見つかりませんでした。
この過去問がない事が、この試験の難しい所になります。集中して学習するポイントが分からない為、全体の知識を自身の経験と照らし合わせながら、自身に落とし込んでいく程度の事しか、私は出来ませんでした。

試験内容について

試験は選択式ですが、かなり細かな知識を求められる印象がありました。
二種電気工事士の試験問題で出題されるレベルの内容が多々あり、出題範囲をしっかりと読み込んでいくか、太陽光発電設備の施工・点検について経験による知識がないと合格できない印象がありました。

太陽光メンテナンスサポート株式会社では

太陽光メンテナンスサポートではPVマスター保守点検技術者の資格を所有し間違いのないしっかりとした点検を実施しています。
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