太陽光発電所の事でお悩みの方へ スムーズな問い合わせの流れ 

はじめに

複数の発電所を管理し、日々忙しくされている方へ。太陽光発電設備に出力低下や不具合を感じている場合、迅速な対応が売電収益の改善につながります。忙しい中で、太陽光のメンテナンス会社は見つけたものの、どう問い合わせていいかよくわからない。メンテナンス会社から専門的な質問をされても答えられないし、迷惑かけるかもしれないから怖い。そんな方へ本記事では、簡単に問い合わせができる手順と、その後流れを説明します。

お問い合わせのポイント

困っている事や気になっていることをまとめる

太陽光メンテナンスサポート株式会社では、様々な内容でお問い合わせのお電話を頂いています。まずは、「なぜ当社に問合せをされて、何に困っているのだろう?」そういうことを考えながらお話を伺っています。他社様でも同じではないでしょうか。まずは率直に何に困っているのかを整理されてください。そして、メンテナンス会社にも得意、不得意がありますので対応できるものかメンテナンス会社の反応を見てみてください。

今どんな資料を持っているか調べてみる

問合せをされる際に、メンテナンス会社は仕事量について考えながら話を伺っています。例えば、ある目的地に車で行くといった場合、目的地の緯度経度が分かっていればグーグルマップで比較的簡単にたどり着けます。しかし、目的地の情報が「手書きの地図」だけだった場合、ちょっと時間がかかるかもと思います。そのため、パネル配置図や単線結線図(システム系統図)等、どんな資料があるかを伝えると話をスムーズに聞いてもらえと思います。

どれくらいのスピードで対応してほしいか要望を伝える

メンテナンス会社の多くは、常に点検や報告書の作成など様々な仕事を同時並行で行っています。そのため、内容によっては1週間以内での対応はできない事もあります。依頼される際は、定期点検など1~2週間猶予のあるものか、PCS(パワーコンディショナ)が停止しているような一日も早く復旧が必要な内容かを伝える事で、メンテナンス会社も対応できるかどうかスムーズに回答できると思います。

問い合わせフォームの利用

多くのメンテナンス会社では問い合わせフォームが用意されています。問い合わせフォームにかける範囲で発電所の情報と困っている事の概要を入力するだけで、時間を無駄にせず、効率的なやりとりが可能になります。

問い合わせの後はどうなる?

問合せの後の流れはメンテナンス会社によって大きく変わってくると思います。太陽光メンテナンスサポートではまずWeb会議を使って、直接お困り事についてお聞きます。そして、自社がお困り事を解決できる場合は現地確認を行い、より具体的で専門的な説明を行っていきます。
会社の担当窓口によって、対応は変わりますが基本的に専門用語は使わずに、わかりやすく説明する事を心がけています。当社へ問い合わせをされる方の多くは、太陽光発電設備に対して専門知識まではなく困っている方です。

太陽光発電所のメンテナンス会社選びは人選び

メンテナンスや点検、不具合対応の質は結局、対応する人のコミュニケーション能力や技術力に大きく左右されます。技術力があっても、お客様が何を実現したいのか理解しようとしない担当者もいますし、話はよく聞いてくれても不具合の原因がどこにあるのか究明できない会社もあります。メンテナンス会社のHPの内容をじっくりみると、その会社が何を得意にして何が不得意なのか見えてきます。その中でピンときた会社への問い合わせが良いかと思います。