小出力発電設備[低圧太陽光]に係る新たな規制制度 福岡講習会参加
2023年1月26日に福岡対面の講習会へ参加
2023年3月より施行される、低圧太陽光発電設備も該当する小出力発電設備に係る制度説明の講習会が福岡で開かれました。ダウンロードした資料や内容は変更がある可能性がある事から公開しない様にとの事でした。参加者は40人程度だったように思います。
小出力発電設備の中で低圧太陽光発電設備は一般用工作物から小規模事業用電気工作物へと変わりました。
FIT事業者かFIT事業者ではないかで手続きに違い有り
低圧太陽光発電設備のオーナーの多くはFIT認定事業者にあたるともいます。FIT認定事業者については制度施行後に行うべき申請はありません。規制が強化されやるべき点検は発生するものの、基礎情報の届け出や使用前自己確認といった作業を行う必要はありません。(変更認定申請を行うような変更がある場合は別です)これから低圧太陽光発電設備を建設する事業者や、FIT事業者ではない太陽光発電設備の運営事業者に対して、新たな手続きが求められます。
既設の低圧太陽光発電設備(10kW以上)の事業者が行うべき事
今回の規制制度の変更により、変わった点は技術基準の維持義務にあります。また、その技術基準はかなり細かに決められています。その技術基準を維持するために定期的な点検を必然的に行わなければなりません。
罰則について
今回の規制制度の変更は電気事業法に基づいて行われます。そのため、国は電気事業法に準じていないという事で改善命令を出す事が出来、それに従わない事業者に対しては発電所の運営を一時とめる事が可能になります。そのため、太陽光発電事業者としては区の定めるガイドラインに沿った点検を行っているという形をとっていないと立場が非常に悪くなることになります。
立入検査が強化される?
現状、低圧太陽光発電設備の管理が放置されている問題が有りますが、立入検査に入られたといった話を聞く事がありませんでした。今回の規制対象の拡大により、低圧太陽光発電設備も厳格な規制対象となるため国としては明確な改善命令を出しやすくなったため立入検査が増えていく可能性があります。
ではどうすればいいのか?
太陽光メンテナンスサポートは規制制度や点検ガイドラインを熟知しており、立入検査が入っても説明を行える事業者です。そういったメンテナンス会社へ点検計画や点検を丸投げする事によって太陽光発電事業者の方が矢面に立つことを避ける事ができます。
太陽光メンテナンスサポートでは、福岡・熊本・都城を中心に九州一円での点検・補修業務全般に対応しています。
ご不明点ありましたら、お気軽にお問合せください。