低圧太陽光発電設備(50kW未満)のメンテナンスの現状

低圧太陽光発電設備(50kW未満)の点検・メンテナンスの現状についてお伝えします。

メンテナンスは都度業者に依頼しています。でも、出力低下は続いています・・・

低圧太陽光発電設備を運転されている太陽光発電事業者の方より、メンテナンスについてお問い合わせ頂くケースが増えてきました。太陽光メンテナンスサポートでは、まずどのように管理・運営されていたかについてじっくりヒアリングさせて頂きます。その中でのメンテナンスの過不足について助言をしています。

多くの太陽光発電事業者の方は定期契約は結んでおらず、都度何かトラブルがあった時に補修や点検の依頼を行っています。定期的に点検は行わず、パネルの割れや出力低下が起きた時にメンテナンス会社へ連絡し対応を行うという形です。都度対応で特に問題がなければそのままで良いのですが、問い合わせを頂く事業者の方は、都度対応でも解決できないトラブルを抱えていらっしゃいます。


しっかり業者が対応してくれないんです・・・ 

都度対応でメンテナンスを依頼されている場合、トラブルが起こってから事業者の方がメンテナンス業者に依頼され、メンテナンス業者は事業者の依頼に応じて対応を行い、メンテナンス業者側としては依頼された補修をしっかり行い対応完了となります。
しかし、根本原因が解決していない場合はまた同じトラブルが発生するので、太陽光発電事業者の方からするとまたメンテナンス業者に依頼しないといけない、前回の補修は何だったのかと不満を募らせる場合があります。

太陽光発電設備の知識があれば都度対応が◎ 専門外の場合は太陽光専門会社とメンテナンス契約が◎

太陽光発電事業者の方が、メンテナンス会社へ補修を依頼する形をとるとトラブルへの舵取りを事業者が行うことになります。事業者の方がしっかり舵取りを行う事が出来れば、安く補修を仕上げる事が出来ます。太陽光発電専門事業者は自身の発電所のメンテナンスをコストを考慮しながら補修を行っています。

しかし、専門外の事業者の方が都度メンテナンス業者に依頼を行うとしっかりした舵取りが出来ず、無駄な費用を払ってしまっているケースを目にする事があります。

やはり、太陽光専門のメンテナンス会社と低額でも良いのでメンテナンス契約を結んでおくことが、長期的には安心出来き、無駄なコストが省けて結果的にコストパフォーマンスが高くなると感じます。