太陽光発電設備のリパワリング[ソーラーエッジ編]
太陽光発電のリパワリングで発電量向上を目指す
太陽光メンテナンスサポートでは九州各地で太陽光発電設備の不具合調査や点検を行っています。
今回は太陽光発電設備のリパワリングについて、ご説明します。
そもそもリパワリングとは
最近リパワリングという言葉を聞く機会が多くなりました。このリパワリングとはどういう意味があるのでしょうか。
正確に定義が決まっているものではないと思いますが、太陽光の設備に改造を施し、売電量を増やすために施策と考えています。
PCSの改造や交換、その他影の影響の回避など、方法は現場の状況によって様々です。
当社では不具合調査と共に、改善提案を行っていますのでリパワリングについても調べ、検討する機会が多くあります。
リパワリングの手法の一つとして、ソーラーエッジへPCSを変えるという事
今回は、ソーラーエッジのPCSへ更新する事によるメリットについてご説明します。
今回のリパワリングを理解するためには、パワーコンディショナ(PCS)のMPPT制御について大きく理解する必要があります。
MTTP制御と聞く事、「難しい事はわかりません」という声も聞こえてきそうですが、簡単にいうとパワーコンディショナ毎に電気の凸凹(でこぼこ)をまとめるというイメージです。パワーコンディショナ毎に電気の凸凹をまとめるので、影の影響で出力が下がっているパネル(凹 ぼこ)の影響をパワーコンディショナが受けてしまい、出力がPCS単位で下がってしまいます。
これでは、影の影響がパワーコンディショナ全体に影響する事になるので、なるべく影の影響を抑えなければいけません。
そこで、ソーラーエッジ製のPCSとオプティマイザーにより改善するという検討が始まります。
細かな説明は省きますが、こちらのシステムへ変更する事によってパワーコンディショナ毎に凸凹をまとめるのではなく、パネル2枚ごとに凸凹をまとめる事が出来ます。
そうすると、影の影響(凹ぼこ)を最小限に抑える事が出来ます。
難しい事は分かりませんが、出力の向上を検討したい
リパワリングは専門的な分野になってきますので、太陽光のメンテナンス・リパワリングに特化した会社へのご相談をお勧めします。
太陽光メンテナンスサポートでは、福岡、熊本を中心に九州一円で発電量の出力低下の相談を承っております。
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