高圧太陽光発電設備の不具合発見事例 ファン交換
パワーコンディショナーの不具合事例
太陽光メンテナンスサポート株式会社では、日々、定期点検や不具合調査を行っています。今回はパワーコンディショナーから異音がしてその後、発電が停止したトラブルをご紹介します。
パワーコンディショナーから異音が、そして・・・
太陽光発電事業者の方からお問い合わせの連絡がありました。「どうもパワーコンディショナーから異音がしているのですが大丈夫でしょうか?」
どのような異音なのかお聞きしましたが、よく分からないとの事で発電もされている様でしたので次回の定期点検のタイミングで確認してみますとお伝えして電話をその時は切りました。その数日後、太陽光発電事業者の方からPCSが止まったので急いで見に行って欲しいとの連絡が入り、急ぎ日程調整を行って現地調査を行う事になりました。
現地に行ってみると、複数台ある中の1台が停止しており発電ロスを起こしている状態でした。警報履歴など様々な確認を行いましたが、どうにもならず、PCSメーカーの方と連絡をとりその場でPCSのカバーを外し配線の確認や、強制起動操作など試してやっと原因を突き止める事が出来ました。
今回はファンが経年劣化により故障しておりその結果、パワーコンディショナーが停止したものでした。
太陽光発電設備の根幹であるパワーコンディショナーの定期メンテナンス
250kWや500kWといったセントラルのパワーコンディショナーの場合、5年毎点検がメーカー推奨となっている場合があります。その点検はメーカーが現地で点検を行うものになり、金額が高くなることが多いです。しかし、こういった点検を行う事によって、大きな発電量のロスを避ける事が出来るという見方もできます。
例えば、ファンが故障してファン交換作業となると、時期にもよりますがメーカーが現地着て作業を行うため、復旧まで1か月以上かかるかかる事があります。1ヵ月間の売電ロスは大きく、太陽光発電事業におけるリスクとなります。
不安ではあるものの費用をどこまでかけていいか分からない
太陽光発電事業の場合、売電収益がある程度決まっている事から、利益を最大化するためには経費を抑える必要があります。
経費を抑えすぎると、逸失利益のリスクが生まれその塩梅と事業運営の最適な方法がよく分からないという方もいらっしゃると思います。そういった場合は、太陽光発電の運用に精通した、太陽光メンテナンス専業会社や太陽光発電設備の施工会社にご相談されることをおすすめします。経験豊富な担当者がいればほかの発電所の事例も交えて最適な提案をされることと思います。
一方で、工事を生業とする工事会社に相談すると話が工事に進んでしまい、最適な対応策を見出すことができない可能性もあります。
不具合対応の実績が豊富な専業会社へのご相談がベストと思います。

太陽光メンテナンスの専門業者である太陽光メンテナンスサポート株式会社では福岡、佐賀、熊本を中心に対応しており、ご相談に乗っています。太陽光発電の点検・不具合でお困りで、当社でご検討いただける方はお気軽に下記よりお問合せください。費用を適正価格でお見積をさせて頂きます。
