太陽光発電設備の絶縁抵抗測定(メガ測定)について②
太陽光発電設備の点検・診断において絶縁抵抗測定を実施することは有効ですが、絶縁抵抗測定は設備に対して500Vまたは1000Vの電圧をかけて、その抵抗値を測定することにより適正かどうかを判断します。充電部と非充電部間の絶縁が劣化することにより、地絡や感電の恐れがあり、絶縁抵抗値は高ければ高いほど絶縁効果が高いということになります。設備に対して高圧の電圧をかける作業となるため作業手順には注意が必要で、誤った手順で測定を行うと、電気事故が発生する危険が伴います。