太陽光発電所[低圧・高圧]の電流値が安定しない原因

太陽光発電所の不具合調査の依頼の中に電流値が安定しないので原因を教えてほしいというものがあります。

電流が安定しないとは?

監視画面で電流値を確認すると時間帯によって電流値が上がったり下がったりする現象

太陽光発電において、もっとも重要な売電量は電圧と電流によって構成されています。
電流(A)×電圧(V)=電力(W) というものです。
電圧が一定でも電流が低下すれば、電力も比例して低下してしまいます。
時間帯によって電流が上がったり下がったりして異常があることは分かるものの
何が原因なのかよくわからないケースがあります。

電流値が安定していない場所を確認してみる

どこの場所で電流が安定していないのか確認が必要

電流値が安定していない原因を探るには、具体的にどの場所の太陽光パネルで発生しているのかについて確認を行う必要があります。
入り口側なのか奥の方か、山の近くなのか木の近くなのか、おおよその場所を特定することによって原因究明に近づくことができます。

原因はこれだった!?

引き込み電柱の影が原因という場合も

太陽光発電所の電流値が安定しない原因は多数ありますが、電柱の影が太陽光パネルにかかることによって電流値にばらつきが生まれることがあります。そもそもの太陽光発電所の設計段階の話になってしまいますが、こういった原因で起こる現場を何度も見てきました。
こういった太陽光発電所についても、現在はリパワリング技術によって改善することが可能です。

太陽光メンテナンスサポート(株)では九州一円で低圧・高圧太陽光発電所の不具合調査・点検・メンテナンスのお客様を増やしています

太陽光メンテナンスサポートでは九州を中心に30箇所の点検を行っています。点検に際して気づいたことは報告し、どのように改善する必要があるのか説明しています。基本的に説明は太陽光発電設備に関わってキャリア10年のエネルギー管理士が行っています。営業経験もありわかりやすい説明を心掛けています。
低圧太陽光発電設備のメンテナンス義務化についてはこちらをご参照ください。

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