高圧太陽光発電設備に必要な点検と電気主任技術者の点検の違い

高圧太陽光発電設備では必ず電気主任技術者を選任して、保安規定に則った点検を行う必要があります。そのため発電事業者は電気主任技術者と契約して、毎月または数カ月に一度点検を実施し年に一回は年次点検を実施します。法的な観点では、保安規定に則った点検を行う事で何か罰せられることはありません。

ただし、太陽光発電設備の適正出力に関しては別問題となります。電気主任技術者によってはそこまでフォローされている方もいらっしゃると思います。年1回の点検時に絶縁抵抗測定を行うなどケーブルの劣化の確認や予防保全の提案があれば問題ないと思います。しかし、電気主任技術者は保安(トラブルを起こさない)が主目的となるため、収益改善を目的とした点検とは意味合いが違ってきます。

基本的には、電気主任技術者による点検でカバーできますが、より踏み込んだ提案には太陽光のメンテナンス会社の中でも不具合対応まで行っているメンテナンス業者でなければ対応できません。そういった業者は関東を中心に複数ありますが九州ではまだまだ少ない状態です。先ずはすでに契約されているメンテナンス会社へ改善提案を含めた点検のお問合せをされ、どこまで対応できるのか確認する事をお勧めします。

太陽光メンテナンスサポートでは改善提案を含めた現地確認を初回無償で実施しています。
下記URLをご参考頂けると幸いです。

http://pv-maint.jp