ソラメンテ測定(インピーダンス測定)ができるメンテナンス会社

ソラメンテ機材の画面

「ソラメンテによる太陽光発電所の不具合診断」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とはいえ、「ソラメンテで何ができるの?」「そもそもソラメンテって何?」と疑問に思われる方も少なくありません。

本記事ではソラメンテ測定の特徴やメリットを、できる限りわかりやすくご説明いたします。

ソラメンテとは

ここからは、「ソラメンテってどういうもの?」をできるだけわかりやすくお伝えしていきます。

ソラメンテは器具の製品名

「ソラメンテ」は、アイテスという会社が開発した太陽光発電用の測定器具の名前です。

トヨタの「クラウン」が車の名前であるように、「ソラメンテ」も製品名を指しています。

このソラメンテを使うことで、不具合のある太陽光パネルを的確に見つけられます。

50kW未満の低圧太陽光発電所から、メガソーラーのような高圧発電所まで幅広く対応でき、発電量低下の大きな原因となるパネル故障の特定に役立ちます。

太陽光発電業界の中では、非常によく知られている信頼性の高い測定器といえます。

ソラメンテの活用事例

ソラメンテ-iS ソーラーパネルチェッカー SI-200の画像

ソラメンテを使えば、不具合のある太陽光パネルを見つけられます。

では実際に、太陽光発電事業者はどのようにソラメンテを活用しているのでしょうか。

太陽光の不具合調査を多く手がけている弊社では、さまざまな場面でソラメンテを活用しています。

ここでは代表的な活用事例をご紹介します。

1.定期点検でのソラメンテ測定

弊社では、定期点検の一環としてソラメンテ測定を組み込む場合があります。

特に高圧太陽光発電所では、パネルの枚数が多いため故障パネルの数も増えやすく、それが発電損失の大きな原因になります。

そこでソラメンテ測定を取り入れることで、不具合を早期に発見し、発電量の低下を防げます。

2.太陽光発電所の購入時における測定

太陽光発電所の中古売買(セカンダリー取引)は頻繁に行われています。

その中で「購入した発電所の売電量が想定よりも明らかに少ない」というケースに出会うことがあります。

パワーコンディショナー(PCS)は正常に稼働しており、パネルが極端に汚れているわけでもない。それでも原因が分からない場合に、ソラメンテ測定が力を発揮します。

実際に弊社が1.5MWの発電所を全数調査した事例では、ソラメンテによって全体の約1割にあたる不具合パネルを特定しました。

電流や電圧などさまざまな状態から判断し、ソラメンテ測定を提案したことが功を奏したわけです。

弊社が作成した調査結果をもとに、依頼元の事業者は販売会社と交渉を行うことができました。

3.発電量低下の原因を特定

近年、多くの事業者が「年々発電量が下がっている」と悩まれています。

弊社にもこのような相談が数多く寄せられますが、必ずしもソラメンテ測定が最初の選択肢になるわけではありません。

まずは発電状況や警報の有無、電流・電圧の状況など様々な項目をヒアリングし、最適な調査方法を提案します。

その上で、設計ミスや目視で分かる不具合が見当たらない場合にソラメンテ測定を行い、不具合パネルの特定を行っています。

このように、ソラメンテは定期点検から中古発電所の購入時、さらには発電量低下の原因究明まで、幅広く活用されています。

ソラメンテ測定の値段

太陽光発電施設内のPCSをメンテナンスしている様子の画像

「ソラメンテでの測定にはいくらかかりますか?」

これはよくいただくご質問です。

費用は一律ではなく、以下のような条件によって変わってきます。

  • 発電所の規模(低圧か高圧か)
  • 発電所全体を点検するのか、一部のみ点検するのか
  • 点検後にメンテナンス会社からの改善提案が必要かどうか

また、単に「ソラメンテで測定して結果を伝えるだけ」なのか、あるいは「測定結果をもとに不具合への対処方法や、売電収益を改善するための総合的な提案まで行うのか」によっても費用は変わります。

ソラメンテは非常に高額な機器であり、扱える会社自体が少ないのが現状です。さらに、豊富な測定経験を持つ会社は限られています。

その中でも太陽光メンテナンスサポート株式会社は、福岡・熊本を拠点に九州一円および山口で事業を展開しており、ソラメンテを用いた不具合調査を得意としています。

ソラメンテ測定の仕組み

ソラメンテ測定の仕組みをかんたんにご説明します。

太陽光パネルは、通常14枚ほどが直列につながっています。これは、市販の乾電池を14本直列につなげているイメージと同じです。

ソラメンテは、その14枚に特殊な信号を送り、反応を確認することで不具合がないかを調べます。言うなれば、太陽光パネル専用の聴診器のようなものです。

まず14枚ごとに「聴診器をあてて」不具合の兆候があるか確認し、異常が疑われる場合には、その14枚の中から1枚ずつ詳しく調べて不具合パネルを特定していきます。

このようにソラメンテ本体の性能も重要ですが、結果を正しく診断する「お医者さん役」である作業者の経験や知識も非常に大切です。

ソラメンテ測定の依頼について

福岡を拠点に、10年以上の実績を持つ太陽光メンテナンスのプロフェッショナルです。
お客様の太陽光発電システムに合わせて、最適なメンテナンスをご提案・サポートいたします。

太陽光発電設備の不具合や技術的なご相談については、まずはお気軽にお問い合わせください。

かんたんなご相談(10分程度)であれば、無償で対応させていただきます。